2022年1月発売
今回は、謎の動画配信者が日本(東京)を買収してゲーム会場にしてしまうという、スケールの大きな設定が話題の漫画『東京遊戯』のネタバレ感想をお届けします。
「デスゲーム」ジャンルのおすすめに出てきたので読んでみました。
実際に読んでみた率直な評価と、物語のあらすじをまとめました。
ちなみに”遊戯”と書いて”death game”と読むようです。
この漫画の正式名称は「とうきょうデスゲーム」ですね。
あらすじ
ある日、日本が「購入」されたという衝撃的なニュースが駆け巡る。 買い手は、世界的な人気を誇る正体不明の動画配信者であり、大富豪でもある「サイファー」
政府公認のもと、東京は完全封鎖され、外界から隔離されたゲームフィールドと化した。そこで開催されるのは、全世界に生配信される命がけのイベント「東京遊戯」。 優勝者には「どんな願いでも一つだけ叶える」という権利が与えられる。 16歳の少年・天宮要(あまみや かなめ)は、余命わずかな妹の命を救うため、自らこの危険なゲームへの参加を決意する。

どんな願いでも叶えるって、DB展開ですかい
東京遊戯 1巻

配信者サイファーと東京封鎖
物語の黒幕であるサイファーは、素顔を隠したセレブYouTuber的な存在です。莫大な資産とコネクション、そして独自の技術力を持ち、日本政府すらも金で動かして東京を「遊び場」に変えてしまいました。 東京以外の地域は平和そのものですが、封鎖された都内では異様なゲームが始まろうとしています。
参加動機と第1ゲーム
主人公の要には14歳の妹がいますが、彼女は難病を患っており「20歳まで生きられない」と宣告されています。 妹を救う唯一の手段として、要は「優勝すれば願いが叶う」東京遊戯への参加を決断。誰に強制されるわけでもなく、自分の意志で封鎖された東京へと足を踏み入れます。
都競走ゲーム(徒競走とかけている)
最初のゲームは非常にシンプル。「制限時間内にタワーへたどり着くこと」。 しかし、街中には参加者を排除しようとする徘徊ロボットがウロウロしており、見つかれば即アウト(攻撃対象)になります。 要は道中で出会った他の参加者と協力関係になりますが、ゴール直前で友人に裏切られるという「デスゲームあるある」な展開も発生。 ロボットの監視を潜り抜け、第1ステージをクリアした者だけが次のステージへと進むことができます。
この作品は、Amazonキンドルアンリミテッドの読み放題対象作品です。

東京遊戯の感想・評価
感想① 自主参加型ゆえの「緊張感不足」
デスゲーム漫画において最も重要なのは「理不尽な状況」と「逃げ場のない恐怖」だと思いますが、本作はその点が少し弱いですね。
多くのデスゲーム作品は、拉致されたり、気づいたら教室に閉じ込められていたりという「強制参加」が基本です。
しかし本作の主人公は、妹を病気から救うためという立派な理由もあり、自分の意志でゲームに参加しています。 この時点で、巻き込まれ型の悲壮感が薄れ、どこかスポ根のような主人公の決意が感じられてしまい、ちょっと違う感があります。
また、舞台が「東京」という広いフィールドであることも、緊張感を削ぐ要因かもしれません。 『バトル・ロワイヤル』のような無人島や、『映画CUBE』のような閉鎖空間なら「逃げられない」という圧迫感がありますが、街中でロボットから隠れるという構図は、どうしても「広さ」を感じてしまい、追い詰められている感覚が希薄でした。

デスゲームは緊張感命なんよ
感想② シンプルで見やすいが、深みはない
漫画としての読みやすさは評価できるポイントです。 コマ割りが大きく、キャラクターの絵柄もクセがなくて見やすいため、サクサクと読み進めることができます。

(東京遊戯1巻より引用:妹を救うためにデスゲーム参加を誓う主人公の要)
ゲームの内容も「タワーを目指せ」「宝探し」といった王道かつシンプルなルールが多く、複雑な頭脳戦や難解なトリックがない分、ストレスなく理解できます。 ただ、裏を返せば「深みがない」とも言えます。 第1巻の時点では、予想を裏切るような展開や、唸るような心理戦は見当たりませんでした。 「友達だと思っていた奴に裏切られる」という展開も、デスゲームものでは鉄板すぎて驚きがなく、「まあ、そうなるよね」と冷静に読んでしまう自分がいました。
感想③ デスゲームとしては弱い
「デスゲームおすすめ」として紹介されることも多い本作ですが、ジャンルとしての刺激を求めて読むと、少し肩透かしを食らうかもしれません。
確かに命の危険はあり、ロボットに襲われる要素はあるものの、全体的に「ゲーム実況」や「エンタメ企画」の側面が強く出ています。 「ウイルスが蔓延して触れたら死ぬ」とか「首輪が爆発する」といった切迫したギミックがないため、ハラハラドキドキ感が不足しているのが正直なところです。
「何も考えずに読めるアクション漫画」としては悪くないですが、「極限状態の人間ドラマ」を期待すると、物足りなさが残る作品でした。

読み放題で読むくらいが丁度良い漫画だった
まとめ
総評としては、設定のスケール感に対して中身が少し追いついていない印象を受けました。 「日本を買収する」というキャッチーな入り口は良かったのですが、実際のゲーム内容がこじんまりとしており、1巻を読んだ時点では「続きがどうしても気になる!」という引きの強さは感じられませんでした。
ただ、絵は見やすく話も単純なので、複雑な考察なしで暇つぶしに読む分には良いかもしれません。 今後の展開で、サイファーの真の目的や、より過酷なルールが追加されることに期待したいところです。
管理人的な評価とメモ
★★☆☆☆(1.8/5) 低評価😇 掴みが悪すぎる。
メモ
正直、1巻を読んだ時点では、あまり評価できる部分がないです。
ただし、展開次第では、化ける可能性はありそうです。
しかし2026年1月現在、すでに5巻で完結しています。おそらく打ち切り?!
デスゲームは特に導入時点で期待できなと、続きが読みたくならないんだよね😅
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Amazonの読み放題の対象になっているようです。
※「東京遊戯」は配信が終了して対象外になっているかもしれないので、必ず確認してください。


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