漫画:ダーウィンズゲーム
どうも、ジョージです。
今回は、スマホアプリを起点にした現代的デスゲーム漫画のヒット作、『ダーウィンズゲーム』の第1巻を取り上げます。
私としては珍しく、近年のデスゲ系を高評価しています。

こーゆうので良いんだよ
あらすじ
ごく普通の男子高校生・須藤要(スドウカナメ)は、友人から送られてきた「ダーウィンズゲーム」という招待メールを何気なく開いてしまいます。その瞬間、画面から飛び出した蛇に噛まれるという奇妙な幻覚体験をしますが、身体に異常はなく、彼はそれをただの錯覚だと片付けます。
しかし、その直後から日常は一変。アプリを起動したことで、彼は超常能力「シギル(異能)」を駆使してプレイヤー同士が殺し合う、現実世界のデスゲームへと強制参加させられていたのです。何も知らないカナメに、最初の対戦相手である「マスコット着ぐるみの殺人鬼」が襲いかかります。
ダーウィンズゲーム 1巻

第1巻では、わけもわからずゲームに巻き込まれたカナメの初戦と、ゲームの非情なルールが描かれます。
最初の敵は、透明化の能力を持つ「バンダ君」。カナメは友人の京田(キョウダ)に助けを求めますが、すでにゲーム参加者だった京田は、助けに来た直後に無残にも殺害されてしまいます。友人の死を目の当たりにし、逃げ場がないことを悟ったカナメは、自身の覚醒したシギルと機転を武器に、格上の相手であるパンダ君に立ち向かいます。さらに、「無敗の女王」と呼ばれるシュカとの出会いまでが描かれます。
感想・考察:王道テンプレートを極めた面白さ
感想① 「鉄板展開」を加速させる圧倒的なテンポの良さ
読み始めてすぐに感じたのは、「つかみの巧さ」です。
「スマホに勝手にアプリが入っている」
「招待メールから強制参加」
という流れは、ある意味でデスゲーム漫画の手垢がついたテンプレートと言えます。
しかし、本作はその導入部分のスピード感が抜群に良く、ダレる暇を与えません。
特に印象的だったのが、事情を知っているクラスメイト・京田の存在です。
通常、こういう「解説役」の友人はしばらく生き残って主人公を導くものですが、本作では序盤であっけなく退場してしまいます。
この「知っている人間がいきなり死ぬ」という展開が、読者に対して「このゲームに安地はない」という緊張感を植え付けることに成功しています。
彼が遺した情報や、死に際の行動が今後のカナメにとって重要なキーになっていく予感もさせ、王道ながらも先が読めないワクワク感がありました。

こーゆうので良いんだよ!!
感想② 「シギル」がもたらす能力バトルの奥深さ
本作の大きな魅力は、単なる殺し合いではなく「シギル」と呼ばれる異能バトル要素が組み込まれている点です。
1巻の見どころは、透明化の能力を持つパンダ君と、生体反応を見抜く能力を持っていた京田の対比でした。京田自身は自分の能力を「ハズレ」「弱い」と卑下していましたが、実際には透明化している敵の居場所を正確に見抜いており、相性や使い方次第で戦局が大きく変わることを示唆しています。
主人公のカナメもまた、一見すると地味な能力のようですが、この「能力の相性」と「知恵」を組み合わせる構造こそが、能力バトルの醍醐味です。「最強の能力があれば勝てる」という単純な話ではなく、手持ちのカードをどう切るかという戦略性が、今後のデスゲームをよりスリリングにしてくれそうです。

能力バトル要素を絡めるだけでデスゲームの面白さは倍増するぜ
感想③ 「運営型デスゲーム」こそが一番面白いという仮説
デスゲーム漫画の基本設定は大きく分けて二つのパターンがあります。
一つは「クラス全員など特定の人数で●し合い、最後の一人になるまで終わらない」という閉鎖空間型。
そしてもう一つが、本作のような「謎の運営が存在し、都市機能はそのままで強制参加させられる」という運営介入型です。
個人的な考察ですが、長編として面白くなりやすいのは圧倒的に後者、つまり本作のタイプだと感じています。
「最後の一人になるまで」という明確なゴールが見えているバトロワ形式よりも、運営の目的が不明で、いつ終わるのか、次に何が投入されるのかが見えない形式の方が、いろいろと試せるからです。
あとは、シンプルに、人数設定ありだと、最初にクラスメート全員を出すみたいな、ゾロゾロキャラが登場するので、キャラクターを立てるのが難しいという問題もあります。
そういう条件でも、ちゃんと1人ずつキャラを立てれてる、バトロワとかガッシュとか偉大なんですが・・
『ダーウィンズゲーム』は、この「運営型デスゲーム」の面白い要素をすべて詰め込んだような作品です。
可愛いヒロイン(シュカ)の登場や、得体の知れないランキングシステムなど、読者が「こういうのが見たい」と思う要素を外さずに提供してくれます。
売れ線の作品ではありますが、その中でもデスゲーム漫画としての完成度は頭一つ抜けている印象を受けました。

こーゆうので..
まとめ
『ダーウィンズゲーム』は1巻を読んだ時点では、かなり期待できました。
デスゲームの面白さを詰め込んだ、福袋のような良作でした。
友人の死、能力の覚醒、そして強力なヒロインとの出会い。
1巻で必要な要素はすべて揃っており、続きが気にならないわけがありません。
特に「能力の使い方」に焦点を当てたバトル描写は、今後の展開に大きな可能性を感じさせます。
これからデスゲーム漫画を読み始めたい人にも、数々の修羅場を見てきた玄人にも、自信を持っておすすめできる一冊です。
管理人的な評価とメモ
★★★★☆(3.5/5) 好評価☺️ おもしろい! が、王道詰め込み型なので、置きにきてる感は否めない。
メモ
ダーウィンズゲームは全30巻ですね。全巻読むのは絶妙な長さです。
デスゲームとしての評価としては、王道の導入なので、展開次第ってところですね。
アニメ化もされていますが、1期で止まっており、2020年以降は音沙汰がないので、2期の制作はお察し状態のようです。


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